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日本眼光学学会
OCT講習会2022

日程

Day 1: 2022年11月30日(水)15:00~17:25

Day 2: 2022年12月6日(火)17:00~19:30

Day 3: 2022年12月22日(木) 9:30~11:55

昨年に引き続き、2022年もOCT講習会を開催致します。

光干渉断層計 (Optical Coherence Tomography, OCT) は非接触・非侵襲に生体の断層画像を撮影できる技術で、様々な応用が開発されてきました。とりわけ眼科においては必要不可欠なツールとなり、現在では多数のOCT装置が開発・商品化されています。また、基礎研究用としても重要なツールであり、OCT技術に対するニーズは高まるばかりです。近年ではOCT Angiography の実用化、補償光学OCTによる網膜のまったく新しい知見、OCTへの深層学習・AIの活用といった新しい展開が次々と生まれています。

従来から眼科領域において発展してきた収差解析や光学設計技術に加え、OCTは光干渉という従来この分野でほとんど用いられていなかった特徴的かつ複雑な技術に依拠しており、習得が容易ではありません。にも関わらず、日本国内でOCT技術を学ぶことができる機会は極めて少ないのが現状です。日本眼光学学会では2020年・2021年にOCT講習会を開催し、主に理工系の技術者・研究者・学生向けにOCT技術の基礎から臨床応用まで幅広い内容について、それぞれの分野のエキスパートから出来るだけわかりやすく解説して頂きました。

3年目となる2022年は、これまでの路線を継承しつつも内容を完全に一新し、国内外で活躍中の日本人研究者の方々にご講演をいただきます。また、これまで主な対象としていた初心者だけでなく、中級者から上級者まで、幅広いニーズに応えるようプログラムを企画致しました。演者の皆様のご協力により、他ではなかなか拝聴できない貴重な内容になっていると自負しております。主に眼科用OCTを念頭に置きますが、眼科以外のOCTについても解説して頂くことで、参加者の皆様にはより広い知識を身に着けて頂くことができます。また、眼科以外のOCT開発に興味のある方にも大変参考になる内容になると考えております。内容的には技術・技術者寄りとなっておりますが、医師や視能訓練士、医療従事者、企業の技術開発職以外(営業、薬事・規制対応・知財職など)で技術に興味ある方々のご参加も歓迎です。

開催は計3日間の完全オンライン、ウェビナー形式です。さらに、開催後一定期間は録画をオンデマンド配信する予定です。ライブ配信についてご都合が合わない方は、オンデマンド配信のみのご参加も可能です。また、Day 3 のライブ配信開始までは参加申込を随時受け付けており、どのタイミングでお申込み頂いてもDay 1~3 まで全日程のご視聴が可能です。

​​

学生は参加費無料、それ以外の方々は若干の参加費を頂きます。ご参加の間口を広げるため、スポンサー企業からのご寄付と幹事・学会員のご尽力により、できるだけ低料金としております。本講習会の運営には民間企業所属の人間も携わっておりますが、あくまで学会活動の一環としての活動になります。剰余金が発生した場合には全額を日本眼光学学会へ寄付とさせて頂きます。それでは、ぜひ奮ってのご参加をお待ちしております。

2022 Home: Welcome

開催概要

  • 主催

  • 協賛

  • OCT講習会2022テーマ

    • 国内外の研究者から学ぶOCTとその応用

  • 対象

    • 企業の技術者。その中でも特に、多様な技術の集合体であるOCT製品の一部を担当しているものの、光学・光干渉技術は非専門あるいは初学の技術者(機械,電気,ソフト担当者等)。さらに、OCTを専門とする中・上級の技術者にも楽しんでいただけるようにカバーする。

    • 大学の理工系研究室に所属する学生・研究者。

    • 技術に興味のある医学系研究者・医療従事者。

  • 目的

    • 主に大学の理工系学生および企業の若手技術者に良質の教育を提供することで眼科機器・眼光学分野への関心を高め、国内の眼科OCT業界活性化の一助とする。

  • 日程

    • Day 1: 2022年11月30日(水)15:00~17:25

    • Day 2: 2022年12月6日(火)17:00~19:30

    • Day 3: 2022年12月22日(木) 9:30~11:55

  • 方法

    • Zoom Webinarによる完全オンライン開催。また、開催後に期間限定で参加登録者へ録画をオンデマンド配信。

    • ​すべて日本語による発表です。

  • 参加費

    • 全日程通しで1人あたり4,800円(一般)、3,400円(眼光学学会 学会員・企業会員・協賛学会会員)。学生は無料。有料チケットには若干の取扱手数料がかかります。詳細は下記申込サイトにてご確認ください。

  • 幹事

    • 山成正宏(トーメーコーポレーション)、秋葉正博(トプコン)、安野嘉晃(筑波大学)

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プログラム

すべて日本語による発表を予定しています。

  • Day 1: OCT理解のレベルアップ

    • 日時:2022年11月30日(水)15:00~17:25

    • 演題

      • 「開会のことば:本会の趣旨 ― OCT黎明期のレジェンドからのメッセージ。そして、OCT成長期に技術・臨床開発に向き合う日本人 ―」秋葉正博(トプコン)

      • 「光干渉ことはじめ:コヒーレンスって何?」山成正宏(トーメー)

      • 「安野流!OCTの理解」安野嘉晃(筑波大学)

      • 「眼科医はOCTをこう理解する:日本へのOCT導入史から最新の動向まで」岸章治(前橋中央眼科・群馬大学)

  • Day 2:【日欧合同セッション】OCT・眼科イメージングとその歴史を学ぼう

    • 日時:2022年12月6日(火)17:00~19:30

    • 演題

      • 「欧州からボンジュールOCT:補償光学眼底カメラとMultimodalイメージングシステム」後町清子(INSERM)

      • 「欧州からグーテンタークOCT:眼底機能イメージング」三浦央子(リューベック大学)

      • 「OCT萌芽期から近代の研究を振り返る ―春名正光先生メモリアル―」近江雅人(大阪大学)

      • 「フーリエ光学と日本におけるOCTの黎明期」谷田貝豊彦(宇都宮大学)

  • Day 3:【日米合同セッション】日米のOCT基礎研究・臨床研究を学ぼう

    • 日時:12月22日(木) 9:30~11:55

    • 演題

      • 「日本からこんにちはOCT:高深達・長波長OCT」山中真仁(大阪大学)・西澤典彦(名古屋大学)

      • 「日本からこんにちはOCT:ニードルプローブOCT」佐藤学(山形大学)

      • 「米国からハローOCT:補償光学眼底OCT」黒川和博(Legacy Devers Eye Institute)

      • 「米国からハローOCT:米国でのOCT/OCTA 臨床研究」坪井孝太郎(坪井眼科・愛知医科大学)

      • パネルディスカッション:OCTエキスパートが何でも答えます!

下記リンクから本講習会の概要を記載したフライヤーPDFを閲覧・ダウンロードして頂けます。ご自由にご利用ください。

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参加申込

下記のチケット申込サイトEverevoからお申込みください。

​なお、申込サイトを表示するためのパスワードは「jsoo」です。また、申込時にEverevoのアカウント作成が必要です。

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Sponsors

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お問い合わせ

​日本眼光学学会事務局

169-0075 東京都新宿区高田馬場2-4-7

スタッフルームタケムラ㈲内

jsoo_sec@staffroom.jp

または幹事代表 山成正宏(m-yamanari@tomey.co.jp)まで

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